PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!
特にコーヒーを始めたばかりの方は、どんな種類のものがあるのかがよく分からないと思います。
今回は、特にメジャーでオススメなコーヒードリッパーを一覧にしてみました。
コーヒードリッパーを選びやすくなると思いますので、ぜひこの記事を活用してみてください!
基本知識:材質での違い
コーヒードリッパーの基礎知識として、材質の違いを知っていると自分に合ったコーヒードリッパーが選びやすくなります。
- 樹脂製:安価で扱いやすい。
- 陶器:若干高価だが蓄熱するので温かく淹れられる。
- 金属製:高価だが丈夫で熱伝導が良く温かく淹れられる。
これらを基礎知識として踏まえて選んでいきましょう!
ここでご紹介しているのは1~2杯取りなので、用途に合わせて大きさは選んでみてください。
台形型ドリッパー
メリタ(Melitta)
ペーパードリップの元祖である『メリタ』のドリッパーはコーヒー粉を蒸らした後に必要な杯数分のお湯を1投で注ぐだけの簡単抽出が特徴です。
ドリッパーの形状と1つ穴によって抽出コントロールをしてくれるので、いつでも安定した味わいのコーヒーが淹れられます。
メリタ コーヒーフィルター(樹脂製)
メリタ 陶器フィルター(陶器製)
メリタ アロマフィルター(樹脂製)
『アロマフィルター』は少し高い位置に穴があるため、注いだお湯が底で一旦溜まる構造になっています。
しっかり蒸らしができて、お湯を落とし切っても雑味が出にくい形状になっています。
カリタ(Kalita)
日本国内で最もポピュラーとも言われている『カリタ』の台形型ドリッパーは底が3つ穴の形状をしています。
コーヒー粉を蒸らした後に必要な杯数分のお湯を数回に分けて注ぐのが一般的な抽出方法です。
抽出されるスピードはメリタよりも早いものの、他の円錐型よりも遅く、程よいボディ感のある味わいになるのが特徴です。
カリタ 101-D(樹脂製)
カリタ 101-ロト(陶器製)
カリタ 101-CU(銅製)
三洋産業
CAFEC(カフェック)シリーズで有名な『三洋産業』の”扇形ドリッパー”は他の台形型ドリッパーに比べてリブが高く、大きさによって穴数が1~2つ穴となっています。
絶妙なリブ形状と適切な穴数で、容量の違いによる味のブレが最小限抑えられ程よく安定した味のコーヒーが淹れられるのが特徴です。
CAFEC 扇形ドリッパー G-101(陶器製)
円錐型ドリッパー
コーノ式(KONO式)
歴史の深い円錐型ドリッパーでお馴染みの『珈琲サイフォン株式会』のコーノ式ドリッパーは”プロ用”として広く使われているドリッパーです。
淹れ手により味わいが大きく変えられるのが特徴の上級者向けドリッパーです。
モデルによりリブの形状(長さ)が違うため、液体の流量の変化で味わいのつき方が変わるのが特徴です。
※リブの付いている箇所の方が液体が流れやすくなります。
リブの一番長いタイプが『CLASSIC(MD型)』、その次が『MEIMON(MDN型)』そして最も短いのが『MDK型』となっています。
KONO CLASSIC MD-21(樹脂製)
KONO MEIMON MDN-21(樹脂製)
KONO MDK-21(樹脂製)
ハリオ(HARIO)
『ハリオ』の円錐型ドリッパーは特徴的な形状のリブ、”スパイラルリブ”でお馴染みのV60が最もポピュラーです。
淹れ手により味わいを変えられることと、速い抽出速度によるクリアな味わいはスペシャルティコーヒーブームとともに世界中に”V60”の名を知れ渡らせました。
使いこなせばオールマイティーに使える中級者向けのドリッパーと言えます。
ハリオ V60 VD-01(樹脂製)
ハリオ V60 VDC-01(陶器製)
ハリオ V60 VDG-01(ガラス製)
ハリオ V60 VDM-02(ステンレス製)
ハリオ V60 VDP-02(真鍮製)
ORIGAMI(オリガミ)
岐阜県に本社を構える『株式会社ケーアイ』のユニークで美しい形のドリッパー”ORIGAMI”。
特徴的な形状はリブとしての役割を果たしており、抽出効率の良い形状となっています。
しっかりと蒸らしを行い、丁寧にお湯を注げば深みのある味わいになり、サッと注ぐとクリアで柔らかい味わいになるのが特徴です。
16種類の色から選べ、円錐フィルターとウェーブフィルターのどちらも使用できるので、味わいの変化を楽しめるドリッパーです。
ORIGAMI ドリッパー S(陶器製)
三洋産業
CAFEC(カフェック)シリーズで有名な『三洋産業』の”フラワードリッパー”は独特な花模様のようなリブが特徴的です。
リブが高く液体がスムーズに流れるため、スッキリとクリアな味わいになるのが特徴です。
クリアに味わいたい浅煎りのコーヒー豆の抽出に向いているドリッパーと言えます。
CAFEC フラワードリッパー PFD-1(樹脂製)
CAFEC フラワードリッパー CFD-1(陶器製)
ウェーブ型ドリッパー
カリタ(Kalita)
20個のウェーブ形状のペーパーフィルターを使用する『カリタ』の”ウェーブシリーズ”はウェーブ型ドリッパーの代表的存在です。
円柱状のドリッパーの底にはカリタ式3つ穴と呼ばれる3つの穴が空いており、適切な流量をコントロールしてくれます。
誰でも簡単に淹れられて抽出速度も速いですが、ペーパーフィルター自体がリブの役割を果たし、程よいボディ感のある味わいになるのが特徴です。
カリタ ウェーブシリーズ WDG-155(ガラス製)
カリタ ウェーブシリーズ HA155(陶器製)
カリタ ウェーブシリーズ WDS-155(ステンレス製)
カリタ ウェーブシリーズ WDC-155(銅製)
ORIGAMI(オリガミ)
岐阜県に本社を構える『株式会社ケーアイ』の美濃から生まれたユニークで美しい形のドリッパー”ORIGAMI”。
カリタ ウェーブフィルターを使用することでウェーブ型ドリッパーとしても使用することができます。
円錐フィルターよりも程よくコクが増す抽出ができるのが特徴です。
16種類の色から選べ、円錐フィルターとウェーブフィルターのどちらも使用できるので、味わいの変化を楽しめるドリッパーです。
ORIGAMI ドリッパー S(陶器製)
アウトドア用ドリッパー
RIVERS(リバーズ)
アウトドアでも使いやすい『RIVERS(リバーズ)』のシリコン製ドリッパー、”ケイブリバーシブル”は表裏で異なるリブを持つドリッパーです。
名前の通りシリコン製のドリッパーを裏返すことで抽出する際のリブが選べることが特徴です。
家で使用するのも良いですが、アウトドアでも扱いやすいシリコン製なので用途は多彩です。
RIVERS ケイブリバーシブル(シリコン製)
スノーピーク
アウトドアメーカーの有名メーカーである『スノーピーク』のドリッパーは、平面に畳むことができる優れものです。
畳んだ際の薄さはたったの14ミリと薄く、重量は140gと超軽量なのが特徴です。
スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー(ステンレス製)
ペーパーレス
ハリオ(HARIO)
ステンレスフィルター・ドリッパーの代表ともいえる『ハリオ』の”カフェオールドリッパー”と、さらに洗練されペーパーフィルターとステンレスフィルターの中間のような表現ができる”ダブルメッシュメタルドリッパー”。
そしてコーヒー抽出の世界大会「World BrewersCup(ワールド ブリュワーズ カップ)」で、アジア人初の世界チャンピオンに輝いた粕谷哲氏がプロデュースするネルドリップの質感を表現させる”ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル”。
淹れ手の好みに合わせて多彩な品揃えをしているハリオのペーパーレスドリッパーは必見です!
ハリオ カフェオールドリッパー(ステンレス/樹脂製)
ハリオ ダブルメッシュメタルドリッパー(ステンレス製)
ハリオ ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル(ステンレス製)
KINTO(キントー)
『ハリオ』と共に代表的なステンレスフィルター・ドリッパーとして知られている『KINTO(キントー)』の”SCS ステンレスフィルター”。
カラフェセットで使用したり、KINTOの陶器ドリッパーと組み合わせることでカップに直接ドリップもできます。
用途多彩のステンレスフィルターです。
KINTO SCS コーヒーカラフェセット(ステンレス製)
KINTO SCS ステンレスフィルター(ステンレス製)
KINTO コーヒーブリューワー SLOW COFFEE STYLE(陶器製)
月兎印(つきうさぎじるし)
陶器製のペーパーレスとして革新的なコーヒーアイテム『月兎印』の”セラフィルター”。
多孔質セラミックで作られているセラフィルターは数ミクロンの極小の穴が無数に空いており、遠赤外線効果とセラミックスの力でカルキ臭や不純物を取り除くことができます。
微細な不純物を取り除き、とてもまろやかな味わいが特徴です。
月兎印 セラフィルター(陶器製)
ということで、”コーヒードリッパーおすすめ一覧【ペーパーレスやアウトドア用まで探せます】”は以上になります。
今回は、特にメジャーでオススメなコーヒードリッパーを一覧にしてみました。
これからも様々なドリッパーを更新していきたいと思いますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
それでは、今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください!!
以上、まさてぃーでした!!
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