ORIGAMIドリッパーの特徴や抽出速度を比較!

マサティ
コーヒー好きの皆さんこんにちは!
今回はオシャレな抽出器具『ORIGAMI(オリガミ)ドリッパー』をご紹介したいと思います。

スタイリッシュでオシャレな話題のドリッパー『ORIGAMI(オリガミ)』を購入してみました。
今回は、ORIGAMIの特徴や気になる抽出速度についてお話をしたいと思います。

このブログは元バリスタの管理人が今まで培ってきた知識と経験をもとにみなさんのコーヒーライフをより豊かなものにしたい一心でお伝えしております。

 

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ORIGAMI(オリガミ)ドリッパーとは?

出典:楽天市場

ORIGAMI(オリガミ)ドリッパーとは、岐阜県土岐市に本社を持つ株式会社K-ai(ケーアイ)が400年の歴史を誇る美濃焼でつくったコーヒードリッパーです。
熱伝導性が良く、コーヒーの抽出に適した陶器は上質なコーヒーのドリップに最適です。

豊富なカラーバリエーションがラインナップされており、サイズはSサイズ(1~2人用)とMサイズ(2~4人用)から選べるので、自分好みのものを選べる楽しみもあります。

私はターコイズブルーのMサイズを購入しました。
専用のホルダーの購入も忘れずに!

 

使用可能なコーヒーフィルターは2種類

マサティ
ORIGAMIドリッパーでは、円錐フィルターとウェーブフィルターを使用することができます。

こちらはコーヒーフィルターV60を設置した様子。

上からの様子

そして、カリタウェーブフィルターを設置した様子はこちら

上からの様子

 

マサティ
ウェーブフィルターにぴったりの形状も魅力的ですね。
使用するフィルターが選べるのも楽しい!
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抽出速度を比較

マサティ
直線的なリブが特徴のORIGAMIドリッパーですが、抽出速度が気になります!

ということで、今回は以下の条件で抽出速度を比較してみようと思います。

  • V60と抽出速度を比較
  • コーヒーフィルターV60を使用
  • ペーパーリンス後に水300gを5秒かけて注ぐ(注ぐと同時に時間を計測開始)
  • ドリッパー内の水が落ちきるまでの時間を計測

注ぐ水300gを準備して、早速検証していきましょう!

V60の抽出速度は?

マサティ
まずは比較元のV60の抽出速度を検証していきます。

ペーパーリンスをしたら、水300gを5秒かけて注いでいきます。

結果は。。。

 

35秒!

 

ということで、V60は35秒で300gの水を落としきることが分かりました

 

ORIGAMIドリッパーの抽出速度は?

マサティ
では次に、気になるORIGAMIドリッパーの抽出速度を検証していきましょう!

ペーパーリンスをしたら、水300gを5秒かけて注いでいきます。

結果は。。。

 

35秒!

 

結果はV60と同じ抽出速度となりました。

 

マサティ
これは驚きの結果ですね!まさかV60と一緒とは!!

 

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V60との違いは?

V60と抽出速度が同じORIGAMIドリッパーですが、どのような違いがあるのか気になるところです。

コーヒー好きの様々な方のブログでは『V60と同じレシピで抽出すると薄くなる』という声をよく聞きます。
その理由は何なのでしょうか?

 

マサティ
V60との違いは見た目の通りリブの形状の違いになりますね!
私の推測では、水流の違いが味わいの違いを生み出すものであると思います!

V60はスパイラルリブで水流がリブをつたって回るように流れていきます。
一方、ORIGAMIドリッパーはストレートリブで水流が直線的に流れていきます

その水流の違いが味わいの違いになるということです!

ドリッパー内を回るような水流を生み出すV60は、ORIGAMIドリッパーと同じ抽出時間でも水の流れる距離が長くなります。
一粒のコーヒー粉に対して新しい水が流れ続ける割合がORIGAMIドリッパーと比べて多いというわけです。

対して、ORIGAMIドリッパーは、コーヒー粉に対して水流が直線的に流れるため、V60に比べて一粒のコーヒー粉に触れ合う時間が長いと考えられます。
コーヒーの成分は新しい水に溶け出しやすいため、V60と同じレシピでは未抽出になりやすいということが考えられます。

ORIGAMIドリッパーでV60のレシピは使えない?

V60と形状が似ているORIGAMIドリッパーですが、V60と同じレシピを引用できるのでしょうか?

マサティ
答えは、『少しの工夫で再現できる』です。

先ほどのV60との違いを考えると、以下のことを工夫すればV60のレシピをもとにORIGAMIドリッパーで美味しいコーヒーを淹れることができます。

 

  • 挽き具合
  • 注湯回数

挽き具合

一つ目のポイントは挽き具合を調節することです。

ORIGAMIドリッパーはV60と比べてコーヒー粉が未抽出になりやすい』ということは、対策としてシンプルに抽出効率を上げることを考えるのがベターです。

抽出効率を上げる最も簡単な方法としては2つあります。

  1. 挽き具合を細かくする
  2. 湯温を上げる

その中で湯温を上げるのは、高温により抽出されやすい雑味が出るデメリットがあります。

そのため、挽き具合を少し細かくするのがおすすめです。

注湯回数

注湯回数を増やすことでコーヒー粉に対して新しい水が流れる回数が増えます。
新しい水を注ぐ回数を増やすことでコーヒーの成分が溶け出しやすくなり、未抽出を抑えることができます。

V60のレシピよりも注湯回数を1~2回増やしてみるのもおすすめです。

 

まとめ

マサティ
ということで、おしゃれでスタイリッシュなデザインのORIGAMIドリッパーの特徴をレビューしてみました。

V60と同様に抽出方法の自由度がとても高いドリッパーで上級者向きではありますが、このデザイン性や美味しく淹れられた時の感動は唯一無二のものがあります。

コーヒー好きの方や、これからコーヒーを楽しみたい方におすすめのドリッパーの一つです。

それではまた、コーヒーの世界でお会いしましょう!

 

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