PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!
パプアニューギニアのコーヒーって、どんな特徴のコーヒーなの?
おすすめのパプアニューギニアコーヒーを知りたい!
今回は、パプアニューギニアコーヒーに関する疑問に分かりやすくお答えしたいと思います!
難しい話は抜きにして、以下のことが分かります。
- パプアニューギニアコーヒーの特徴
- おすすめのパプアニューギニアコーヒー
それでは行ってみましょう!!
パプアニューギニアコーヒーはここで栽培されています。
パプアニューギニアコーヒーは南西太平洋地域にある”パプアニューギニア独立国”で栽培されています。
ニューギニア島の東半分と周辺の島々からなる国で、文化や生物の多様性を誇り、内陸部には活火山などの山々が立ち並んでいます。
パプアニューギニア独立国は、日本の約1.25倍の面積で人口は約860万人ほどが暮らしており、コーヒー栽培自体は1930年頃にブルーマウンテンの苗木が植えられたのをきっかけに浸透していった背景があります。
ケニアと同じくコーヒー栽培の歴史は浅い生産地ではありますが、近年では品質の向上も相まって注目されている生産地の一つです。
パプアニューギニアコーヒーの特徴
パプアニューギニアコーヒーの歴史自体は浅いですが、植え替えをしていないため樹齢数十年の古木が多く残っています。
以前は時期による風味特性の不安定さなどがありましたが、近年では「シグリ農園」など高い品質のコーヒーを栽培する農園が増えてきています。
標高約1800~2000mで栽培している地域が多いため、かなり固い豆になるのが特徴です。
味わい・風味
パプアニューギニアコーヒーはフルーティで優しい酸味のあるクリアな風味があります。
焙煎度により風味は変わり、浅煎りではクリアで優しい酸味。
深煎りではマイルドで深いコクが味わえます。
- 浅煎り:フルーティで優しいクリアな酸味
- 深煎り:マイルドで深いコクと甘味
- 全体的な特徴:農園により様々な風味が味わえ、どの焙煎度合いでも楽しめる
品種
パプアニューギニアコーヒーの品種は主にティピカ種が栽培されており、他にはブルボン種、アルシャ種などがあります。
ティピカ種
ティピカ種はブルーマウンテンの原種と言われているコーヒー豆の品種です。
ティピカ種の特徴は、
- 豆のサイズが大粒で細長い舟形
- 透明感のあるフローラルな香りが特徴
- 柑橘系を感じさせる明るく煌びやかなの酸味と、際立った風味
- 全体的な味わいと風味の質が高い
栽培には手間がかかる品種ではありますが、このように豊かな風味特性があります。
そのあたりの詳しいお話は「»「ティピカ種」知っておきたいコーヒー豆の特徴」をご覧ください。
精製方法
精製方法はウォッシュト(水洗式)が多く、コーヒー豆は各農園の名前で出荷されるものが多いです。
マサティ こんにちは!PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです! 今回はコーヒー豆の精製方法についてお話をしたいと思います。 コーヒー豆の精製方法?そもそも精製って何のこと[…]
パプアニューギニアコーヒーの選び方
パプアニューギニアコーヒーは農園ごとに風味が変わってきます。
主な農園をざっくりご紹介!
シグリ
フルーティで上質な酸味があり、苦み、コク、甘味などが高いレベルでバランスがとれています。
中深煎りがおすすめ。
ニューギニア プローサ
ベリーやシトラス系の甘酸っぱい風味とチョコレート系の深いコクがあります。
中深煎りがおすすめ。
パラカ
完熟豆のみを手摘みしハンドピックを丁寧に行っているため、雑味がなくクリーンな味わいで苦みが少ないです。
中煎りがおすすめ。
ニューギニア ブヌン・ウー
ピーチ、シトラス系が幾重にも複雑に重なり合った風味が特徴的な南国フレーバーが味わえます。
中深煎りがおすすめ。
パプアニューギニアコーヒーの等級
コーヒーの等級は国によりさまざまです。
パプアニューギニアコーヒーの等級はコーヒー豆の”大きさ”(スクリーンサイズ)と”欠点豆(割れや欠け、虫食いなど)の量”で分類され、サイズが大きくて欠点豆が少ないほど等級は高くなります。
等級(高い順) | 基準 |
AA | スクリーンサイズ6.95mm以上、欠点数・異物混入なし |
A | スクリーンサイズ6.75mm以上、欠点数・異物混入なし |
B | スクリーンサイズ6.55mm以上、欠点数・異物混入なし |
AB | AとBの混合、Aが50%以上を占めること |
C | スクリーンサイズ5.95mm以上、欠点数が少ないもの |
PB | ピーベリーなどの丸い豆、異物混入なし |
パプアニューギニアコーヒーのおすすめの飲み方
パプアニューギニアコーヒーのおすすめの飲み方は、農園ごとの風味の違いを楽しむのがおすすめです。
各農園で特徴的な風味特性をもつコーヒーが多いためパプアニューギニア国内のコーヒーだけでも色々と楽しめます。
コーヒーの酸味が苦手な方は深煎りにすると、飲みやすく味わいが変化してくれるコーヒーです。
パプアニューギニアコーヒーの特徴を知って楽しもう!
パプアニューギニアは近年、風味特性、品質の向上とともに注目されているコーヒー産地の一つです。
今回は「パプアニューギニアコーヒーの特徴をざっくり解説!」させていただきましたが、まとめると以下の通りになります。
- 農園により様々な風味のコーヒーを味わえる
- 自分に合ったコーヒーを”農園”で選ぶ
- 様々な焙煎度合いで個性を楽しむのがおすすめ
みなさんのコーヒー選びの参考にしてみてください。
以上、まさてぃーでした!!
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