PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!
初心者のためのコーヒー講座:コーヒーの生産地編ということで今回は、コーヒーを始めたあなたへ向けて『インドネシアコーヒーの特徴』についてざっくり解説をしていきます。
インドネシアのコーヒーって、どんなコーヒーなの?
難しい話は抜きにして、分かりやすくインドネシアのコーヒーについて教えてほしい!
ということで、ざっくりと分かりやすくポイントを絞って解説していきますね!
きっとインドネシアという国や、インドネシアコーヒー豆の見方が変わると思いますよ!
インドネシア コーヒーの特徴
アーシー(earthy)
インドネシアコーヒーは、よく『アーシー』という表現がされます。
大地を感じる、生命力を感じる土や植物を思わせる風味と深いコクが特徴です。
スマトラ式
インドネシアコーヒーの精製方法は、多くが『スマトラ式』と呼ばれる精製方法でコーヒー豆を加工しています。
スマトラ式は雨が多いインドネシア特有の気候に合わせた精製方法です。
他の精製方法との違いは果肉を取り除き、ある程度乾燥させた後にコーヒー豆のパーチメント(固い皮)を脱穀して再び乾燥させる点です。
他の一般的な精製方法(ウォッシュト)などは、パーチメントが付いた状態で十分に乾燥させます。
しかし、雨や湿気の多いインドネシアではパーチメントを脱穀して乾燥を早めるように精製をしています。
コーヒーの精製方法について詳しくは「コーヒーは「精製方法」で味が変わる!?知っておきたい4つの精製方法」をご覧ください。
マサティ こんにちは!PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです! 今回はコーヒー豆の精製方法についてお話をしたいと思います。 コーヒー豆の精製方法?そもそも精製って何のこと[…]
マンデリンで有名なインドネシア コーヒー
- マンデリン
- トラジャ
インドネシア コーヒーと言えば『マンデリン』という名のコーヒーが代表的です。
マンデリンとは、スマトラ島のコーヒー栽培をマンデリン族が進めたことからその名が付けられました。
その他にもトラジャ地方で栽培されている『トラジャ』も有名なインドネシアコーヒーですよ。
これらは風味豊かなアラビカ種のコーヒーですが、インドネシアで栽培されているコーヒーの9割がインスタントコーヒーや缶コーヒーに使われるロブスタ種です。
インドネシアコーヒーの等級
コーヒー豆の等級を決める基準は各国で様々です。
インドネシアコーヒーの等級は、300gのコーヒー豆サンプルの中に入っている欠点豆の数により決められています。
欠点豆:虫食い・カビ・欠けなど味わいに悪影響を及ぼすもの
等級 | 欠点豆の数 |
G1 | 0~11個 |
G2 | 12~25個 |
G3 | 26~44個 |
G4a | 45~60個 |
G4b | 61~80個 |
G5 | 81個~150個 |
G6 | 151個~225個 |
日本へ輸入される多くはG1~G3です。
インドネシアコーヒーの産地
インドネシアコーヒーのほとんどはスマトラ島で栽培されています。
- スマトラ島(約7割)
- ジャワ島(約1割)
- スラウェシ島(約1割)
アラビカ種のコーヒーは主にスマトラ島の北部高地とスラウェシ島の高地で栽培されており、その他の地域ではロブスタ種が多く栽培されています。
インドネシア コーヒーの選び方・飲み方
インドネシアコーヒーはコクが深く酸味が強く主張しないので、コーヒーの酸味が苦手な方やコクの深いコーヒーが好きな方には特におすすめのコーヒーです。
しっかりとした奥行きのあるコクを味わえるので、ストレートはもちろんのこと、ブレンドで深みを増したい場合にも使いやすいコーヒーです。
中深煎り~深煎りがおすすめ
しっかりとしたアーシーな風味とコクを感じられる中深煎り~深煎りはとても相性の良い焙煎度合いです。
中煎りくらいに焙煎したマンデリンも個人的には好きな味わいです。
一度試してみてはいかがでしょうか?
ということで、”インドネシアのコーヒーについて【特徴をざっくり解説】初心者のためのコーヒー講座”は以上になります。
インドネシアコーヒーはしっかりとしたキャラクターをもっているコーヒーと言えます。
それでは、今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください!!
以上、まさてぃーでした!!
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