さて！今回は、待ちに待ったスターバックスの『SPRING SEASEN BLEND 2021：スプリングシーズンブレンド』をハンドドリップで淹れて飲んでいきたいと思います！！
前回はパッケージを手に取っていろいろと味わいの予想やスターバックスの理念に触れたのですが、まだご覧になっていない方は是非！ご覧になっていただきたいと思います。
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スタバのレシピで淹れてみる
まずは、スタバのレシピに則って『スプリングシーズンブレンド』を淹れてみましょう。
スターバックスのレシピは、豆１０gに対して１８０mlの水を使用しましょう！というレシピが公式サイトにも載っています。
一応、豆のパッケージにも表記がありますので要チェックです！
こういう”コーヒー豆○○gに対して○○g（ml）を使います。”っていう表現を「ブリューレシオ」と言ったりします。
「ブリューレシオ」について、詳しくはこちらも読んでいただければよいかなと思います。
まさてぃー みなさんこんにちは！ PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです！ ブリューレシオって何のことを言うの？？ コーヒーの抽出において、『ブリューレシオ』という言葉を聞いたことはありますか？ […]
スターバックスのレシピは１：１８（コーヒー豆１gに対して水１８g）という感じです。
１０gのコーヒー豆に対して１８０gのお湯を注いで１６０gくらいの出来高という感じになります。
一般的には１：１５くらいで淹れる人が多いと思いますが、スターバックスのコーヒー豆は少し水の量を多めに使って淹れてくださいという感じですね。
そして、お湯の温度はスターバックスの公式サイトでは９０～９６℃で淹れてくださいと言われています。
今回は、お湯の温度は何℃で淹れようか悩みどころです。
コーヒー豆の状態によって判断したいところですが、パッケージには焙煎日が記載されていないので、焙煎からどのくらい経ったかは大まかな予想をするしかないです。
一番は賞味期限から逆算する方法がありますが、今回は春限定のプロモーションビーンズなので焙煎から１か月～２か月くらいだと予想してみましょう！
お湯をかけて少しリアクションをする程度だと予想して、前回の『ケニア』と同じく９０℃で淹れてみようと思います。
豆の挽き具合は、ガスが出にくい豆を細かい挽き具合にしてしまうとお湯が抜ける道がなくなってしまうので、中挽きにしてみようと思います。
ということで、一人分のレシピはざっとこんな感じです！！
- 豆量：１５g 中挽き
- 湯量：２７０g ９０℃
- 出来高：約２４０g
- 抽出時間：３分を目安
さっそく抽出してみよう！！
さぁ、それでは抽出していきますよ～！ドリッパーはお湯抜けの良いHARIOのV６０を使っていきます。
まずは蒸らしですが、豆量の約倍の水をコーヒー豆は吸収するので、１５gの倍（３０g）よりは少し多めの４０gくらいのお湯をゆっくりと注いでみたいと思います。
少し多めにするのは、全体の豆にお湯が行きわたるように少し余裕を持たせてあげるためです。
しっかりと豆のリアクションを見ながら注いでいきましょう。
しっかりと豆がリアクションをとってくれていると、豆が優しく膨らんでくれます。
この膨らみが大きすぎると湯温が高すぎますし、小さすぎると湯温が低い可能性があります。
ちなみに焙煎から日数が経過してガスが抜けきったようなコーヒー豆は、ほとんどリアクションをとってくれません。
その場合は最初の蒸らしを注ぐスピードをゆっくりとぽたぽた注ぎ、豆全体にお湯を含ませてあげるようにすると、豆の味を引き出しやすくなります。
また、浅煎りの豆は焙煎日に関係なくほとんどガスが出ないものもあるので、「そういう性格のものだ」と思っていただければ大丈夫です。
今回は４０秒ほどで豆が膨らみ切ったので、これから本抽出にはいっていきます！！
１投目の蒸らしに続いて２投、３投と５０gくらいずつお湯を注ぎ、４投目からは１００gくらいを一気に注いで攻めて行きましょう！！
注ぐ湯量２７０gを注ぎきったら、ドリッパー内のお湯が落ちきる前にドリッパーを取ります。
これは、抽出の最後に出る雑味を入れないようにする方法です。
最後にドリッパーを揺らしてサーバー内のコーヒーの味を均一にします。
カップに注いだら出来上がりです！！
抽出時間は２分５５秒ほどでした。
お味はいかがでしょうか？
ハーバルなんだけど透き通った明るい香りがします。
まるで桜の木が目の前に立っているように感じます！！
エイジド スマトラの大地を思わせる深い香りが桜の幹を連想させてくれます。
その力強い風貌とは裏腹に上質な酸味を感じさせるパプアニューギニアやコロンビアが、春の明るい日差しとそよ風を演出してくれています。
あぁ～。春だぁ～。すっごくマイルド！！
エイジド スマトラの地に足付いた滑らかなコクとハーブ感に、エチオピアの甘味が桜の花の甘い香りを演出してくれます。
それだけだと、どうしても暗い印象になっちゃうんだけど、コロンビアやパプアニューギニアの上質な酸が加わることで、光が加わっています。
そして全体をマイルドに優しく包んでくれているコロンビアが本当に優秀で優しい。
これは、新生活を始める人や誰かに感謝を伝える贈り物にしたいコーヒー豆ですね。
本当に優しさに包まれる、地に足がついているんだけど明るくてマイルドなコーヒーです。
美味しさを求めて～オリジナルレシピを作ってみよう！～
ここからはもう次回予告になってしまうのですが、このスターバックス『SPRING SEASEN BLEND 2021：スプリングシーズンブレンド』の美味しさをより引き出すレシピを作っていきたいと思います！
スターバックスのオフィシャルのレシピでも、これほどの優しさと愛を感じるのですが、自分の好みに合わせてアレンジができるのもコーヒーの楽しいところ。
誰でも簡単にできるハンドドリップでのレシピを考えていきたいと思いますよ！
それでは次回、抽出レシピの作り方と僕のオリジナルレシピをお伝えしたいと思います！！
以上、まさてぃーでした！！
続きはこちら↓↓↓↓↓
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