コーヒーを淹れるときのドリップポッドに新しい仲間が加わりました!
月兎印の「スリムポッド」です!
容量は0.7ℓ入る琺瑯(ほうろう)製のドリップポッドになります。
琺瑯(ほうろう)とは、鉄(頑丈でも錆びる)とガラス(美しいけど壊れやすい)を融合した職人の知恵の詰まった素材として、食材の保管容器や調理器具に使用されています。
そのまま直火にかけることができ、酸や塩分に強いのが特徴です。
こちらの月兎印スリムポッドの歴史は古く、生活用品を取り扱う株式会社フジイのデザインを基に1934年創業の琺瑯メーカー「野田琺瑯」が形にして、1980年にこの月兎印「スリムポット」は誕生しました。
一つ一つを職人の手仕事により作り出される美しい仕上がりは、温かみを感じ、
40年以上も愛され続けている日本のコーヒー文化とともに歩んできた商品とも呼べるものです。
今回は、月兎印のスリムポッドの使用感などを僕なりにレビューしていきたいと思いますので、気になる方はご参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!!
外観はこんな感じ
まずはポッドが入っている箱ですが、こんな感じでオシャレですねぇ。
この箱の上に描かれているこの印は「月兎印」と言って、「ゲット」との愛称でも親しまれています。
この「月兎印」のついた品物は、昔ながらの製法一つ一つが熟練の職人の手作業によってつくられるのもに付いているブランドロゴになります!
深い歴史を感じます!
肝心のスリムポッドは
僕はブラックを購入させていただいたのですが、この艶感のある黒は塗料では出せない琺瑯独自の美しさを感じますね!!
この注ぎ口を見ると、根本は太くて先端は丸くなっています。
こういう作りになっていると、根本に出てくるお湯が貯まっている状態になるので、お湯を細くゆっくりと注げるし、勢いを強く注ぐこともできます。
さっそくお湯を注いでみよう
細~く注ぐとこんな感じでまっすぐ真下へお湯を注ぐことができます。
これほど細く注げるのは、コーヒーを淹れるときにすっごく便利ですね!!
そして、勢いよく注ぐと、こんな感じでお湯が注げます。
実際にコーヒーを淹れるときも、こんな感じで真下にお湯が注げています。
- 細く注げる
- 細く注ぐと真下にお湯を注げる
- お湯の勢いの振り幅が広い
使用するうえでの注意点
琺瑯製なので直火でお湯を沸かすことができますが、取っ手の部分が高温になるので素手で触ると火傷をします。
直火でお湯を沸かすのであれば、濡れタオルや手袋を使って手を保護しましょう。
また、蓋の部分はロックされない構造のため、お湯を注ぐ際は倒しすぎないように注意が必要です。
温度計を入れて使用する際は、こんな感じで蓋を外して使用したほうが良いです。
また、注ぐスピードを遅くすればするほど注ぎ口から湯がつたって液だれしやすくなるので、使用する際はタオルを1枚用意すると良いでしょう。
- 直火で沸かすと取っ手が熱くなる
- 蓋がロックされない
- 液だれすることがある
おすすめの使い方
僕が思うおすすめの使い方は、”湯沸かし用のケトルでお湯を沸かしたものを常温に置いておいた月兎印「スリムポット」に移し替えてドリップをする”という方法です。
この方法なら、「スリムポッド」へ沸騰したてのお湯を移し替えた時点で湯温は90℃前後になり、コーヒーを淹れるのに丁度いい温度になります。
また、何度も沸騰したお湯を「スリムポッド」へ移し替えない限り取っ手が熱くはなりません。
一度や二度ドリップをする程度なら、取っ手は”温かい”程度で使うこともできます。
ということで、見た目も注ぐ湯も美しい月兎印の「スリムポッド」!!
僕のドリップポッドにメンバー登録決定です!!
以上、まさてぃーでした!!
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