PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!
コーヒーミルを初めて買うとき、まず種類が多すぎて分からないですよね。
今回は、自分に合ったコーヒーミルが選べるように分かりやすく解説していきたいと思います。
何を基準に選べば良いの?
まずは基礎知識として、コーヒーミルは”手動ミル”と”電動ミル”があります。
言葉の通り”手動ミル”はハンドルを手で回してコーヒー豆を挽き、”電動ミル”は電動モーターでコーヒー豆を挽きます。
挽き具合は好きなように調節できます。
コーヒーミルは何を基準に選べば良いのか?
ざっくりと、以下の3つを基準に選ぶといいと思います。
- 刃の材質
- 粒度
- お手入れのしやすさ
刃の材質
刃の材質によっては、静電気による微粉の付着が多くて扱いにくい物があります。
金属製の刃は切れ味が良いですが静電気が発生しやすく、微粉の付着や散らばりが多いものがあります。
その静電気の発生を抑えるため『セラミック』の刃を使用しているものがあります。
セラミック製の刃は切れ味が悪いですが微粉の付着や散らばりを抑えてくれます。
どちらも一長一短ですが、電動ミルや高価な高性能ミルでは金属製が多く、セラミック製の刃を使用した手動ミルは比較的安価なものが多いです。
粒度
”粒度”とは、挽いたコーヒー粉の粒の大きさのことを言います。
ここでいう粒度の重要性は、挽いたコーヒー粉の大きさが全体的に均一なのかどうかです。
挽いたコーヒー粉の大きさによってコーヒー成分の抽出される効率が変わってくるので、粒度がバラけていたら味わいのバランスが崩れてしまいます。
手動ミルでは安価なものでも粒度が極端にバラけるものは少ないですが、注意しなければならないのが”電動ミル”です。
電動ミルの刃の形状によっては、粒度がバラけるものがあります。
特に”プロペラ式”と呼ばれるミキサーやフードプロセッサー形状の刃の電動ミルは、安価ですが粒度がバラけますし、挽き具合の調節ができません。
お手入れのしやすさ
お手入れのしやすさは重要です。
お手入れに時間をかけるより、同じ時間で美味しいコーヒーを淹れたいですよね。
また、しっかりと清掃ができることで味わいへの悪影響がなくなります。
手動ミル
はじめてのコーヒーミルで”手動ミル”を探している方へ参考にしていただきたいミルをご紹介します。
安価なもの
ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム
セラミック製の刃で大きすぎず扱いやすいです。
メリット | デメリット |
静電気での微粉がつきにくい | 浅煎りなど硬い豆を挽くのが大変 |
お手入れが簡単 | 長く使っていると刃がすり減る |
安価 | 挽くのが遅い |
高価なもの
1Zpresso-Zpro
比較的手に入りやすい高性能手動ミルです。
メリット | デメリット |
浅煎りなど硬い豆を挽くのが簡単 | 静電気での微粉がつきやすい |
切れ味が良く挽くのが早い | 組み立てには慣れが必要 |
粒度が均一 | 高価 |
電動ミル
はじめてのコーヒーミルで”電動ミル”を探している方へ参考にしていただきたいミルをご紹介します。
安価なもの
デロンギ うす式コーヒーグラインダー KG79J
臼式の電動ミルでも安価で手に入れやすいです。
メリット | デメリット |
挽くのが早い | 静電気での微粉がつきやすい |
挽き具合が調節しやすい | お手入れが大変 |
安価 | 音が大きい |
高価なもの
カリタ ネクストG
静電気除去装置とセラミック製の刃が搭載されている臼式電動ミルです。
メリット | デメリット |
挽き具合が調節しやすい | 高価 |
静電気での微粉がつきにくい | 一度に大量に挽けない(ホッパー容量60g) |
優れた静音性 | エスプレッソ挽きはできない |
ということで、”はじめてのコーヒーミルは、どれがおすすめ??”は以上になります。
コーヒーミル選びの参考になったら嬉しいです。
それでは、今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください!!
以上、まさてぃーでした!!
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