PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!
確かに、コーヒーを自宅で焙煎をしてみたくても焙煎機は小さいものでも高価なものがほとんど。
ガスを使用するものはこんな感じ。
家庭用の電気式はこんな感じ。
家庭用の直火式はこんな感じ。
今回は、誰でも簡単で手軽にコーヒー焙煎ができる「片手鍋焙煎」という方法をご紹介したいと思います。
片手鍋焙煎は手軽に出来るうえ、焙煎の基本を学ぶことができるので今後本格的にコーヒー焙煎をする人にもおすすめの方法です!
本記事の内容
- 片手鍋焙煎に必要な道具
- 片手鍋焙煎のやり方
- コーヒー生豆の購入のしかた
片手鍋焙煎に必要な道具
- 片手鍋(蓋つき16cmくらいがおすすめ)
- カセットコンロ(火力の調節がしやすいもの)
- ふるい
- 時間が計れるもの(スマホのストップウォッチ可)
- はかり(1g単位で量れるもの)
片手鍋焙煎の特徴
半熱風式の焙煎は、コーヒー豆の風味特性をストレートに表現しやすいためスペシャルティコーヒーなどの焙煎に重宝されている方式です。
巷で専用の道具が販売されている手網焙煎はコーヒー豆が火に直接触れる”直火式”に近い味が再現できます。
風味の特徴としては以下の通りになります。
片手鍋焙煎のやり方
生豆の重さをはかる
焙煎後にも再び重さを量ることで、焙煎度合いの目安が分かります。
焙煎前と焙煎後の重さの比率を知ることで、何度焙煎しても安定した味に近づけることができますよ。
火をつけたら生豆を投入する
生豆を投入したらストップウォッチをスタートさせましょう!
鍋は火をつけて30秒くらいを目安に温め、火力は中火よりやや強いくらいが目安です。
蓋をして鍋を前後にふる
鍋に蓋をして2~3秒おきに前後に鍋をふって豆に均一に火が入るようにします。
火力が強すぎる場合や弱すぎる場合は調節しますが、あまり変えなくても大丈夫です。
好みの焙煎になるまで煎り続ける
コーヒー豆は焙煎を進めることで1ハゼ(パチパチという音)と1ハゼからしばらく経って2ハゼ(ピチピチという音)という現象が起こります。
このハゼが焙煎の目安となります。
好みの焙煎に合わせてハゼを目安に火力を調節していきましょう。
火力の調節の仕方は、目標のハゼ(1ハゼ or 2ハゼ)前に火を弱めていき火が入りすぎないようにしていきます。
以下を目安に火力を調節して焙煎終了まで進めていきましょう。
焙煎度合い | 浅煎り | 中煎り | 深煎り |
焙煎終了の目安 | 1ハゼ前半~1ハゼ後半 | 1ハゼ後~2ハゼ前 | 2ハゼ始め~2ハゼ後 |
鍋内の空気の入れ替えを行うことで温度が上がりすぎず、豆が均等に焼けて煙によるスモーキーさを抑えられます。
焙煎終了・排出する
非常に高温になっているので火傷に気を付けてドライヤーの冷風やうちわで扇いで冷ましていきます。
チャフ(コーヒー豆の皮)がたくさん出るので注意しましょう。
出来上がり
参考になる動画
片手鍋焙煎の神様である「煎りたてハマ珈琲」さんの片手鍋焙煎動画をご紹介します。
こちらの動画を参考にするとリアルタイムで焙煎の様子が分かっておすすめです。
コーヒー生豆が買えるネットショップ
今回は手軽な量でコーヒー生豆が購入できるショップをご紹介いたします。
松屋珈琲
生豆が1kg~購入できるので、おうちコーヒーで焙煎を始めるにはとても便利なショップです!
chouette torréfacteur laboratoire
品質の高いコーヒー生豆が500gから購入できます。
上質な、おうちコーヒーを楽しむにはおすすめのショップです。
あなたが生活の中で、ちょっと嫌な気持ちになったり、落ち込んだり、疲れたなと感じたら、私たちを頼ってください。生産者たちと…
メイクブラウン by YANAKA COFFEE
スペシャルな生豆を350gから購入できます。
価格は少し上がりますが、生豆の品質がとっても良いです。
片手鍋焙煎でおうちコーヒーを楽しもう!
好きなコーヒー生豆を購入して、好きな焙煎度合いで焙煎してコーヒーを飲むというコーヒーのスタイルは、コーヒーの楽しみ方をさらに広げてくれると思います。
ということで”自宅でコーヒー焙煎を簡単・手軽に楽しめる片手鍋焙煎”についてお話をさせていただきました。
今回のお話をまとめると以下の通りになります。
- 片手鍋でコーヒー豆の焙煎は簡単にできる
- 専用の道具は特に必要ない
- 好きなコーヒー豆を好きな焙煎度合いで楽しめる
それではみなさん!今日も楽しいコーヒーライフをお過ごしください
以上、まさてぃーでした!
まさてぃー みなさんこんにちは! PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです! 今回はコーヒーを選ぶ際に『浅煎り・中煎り・深煎り』など、コーヒー豆の煎り具合についてのお話です。 私た[…]