コーヒー豆の焙煎度合いによる特徴や違いを解説

 

まさてぃー
みなさんこんにちは!
PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!

今回はコーヒーを選ぶ際に『浅煎り・中煎り・深煎り』など、コーヒー豆の煎り具合についてのお話です。

私たちが普段店頭で見かけるコーヒー豆は生の状態のコーヒー豆(生豆:なままめ)を焙煎(炒る作業)したものです。
コーヒー豆は焙煎することによって味わいが引き出され、その焙煎度合いによって『浅煎り・中煎り・深煎り』と名付けられます。

焙煎度合いについてなんとなくのイメージで知っていることが多いと思いますので、今回は出来る限り分かりやすく明確に解説していきたいと思います。

 

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コーヒー豆の焙煎度合いによる特徴や違い

『浅煎り・中煎り・深煎り』で知られているコーヒーの焙煎度合いはさらに細かく8段階に分けられています。
しかし、それだと専門家かコーヒーの知識がある人でしか分かりにくい内容なので、日本の市場では分かりやすく『浅煎り・中煎り・深煎り』の3段階に分けられています。

そのあたりの詳しい焙煎度合いについては「おいしいコーヒーは「焙煎」で選べ!味の決め手となる2つのポイントとは?」をご覧ください。

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それでは『浅煎り・中煎り・深煎り』の3つの焙煎度合いについて分かりやすく解説していきます。

浅煎りの特徴

浅煎りのコーヒー豆は焙煎時間が短く、見た目はシナモンや薄い茶色をしているのが特徴です。

サードウェーブ系(ブルーボトルコーヒーなど)のコーヒーは浅煎りのコーヒー豆が主に使われており、アメリカンコーヒーと言われるコーヒーも浅煎りのコーヒー豆が使われたコーヒーが語源とされています。

味わいの特徴は、コーヒー豆のフレーバー(香り)の個性が引き出されやすく、豊かな香りや酸味を味わうことができます。
雑味が少なく上質な酸味を持つコーヒー豆は、浅煎りで個性を十分に引き出す焙煎方法で提供されることが多いです。

 

浅煎りのメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
個性豊かなフレーバーを楽しめる浅煎りに合う豆でないと雑味や渋みが出る
スッキリしている味わいが軽い

 

中煎りの特徴

中煎りのコーヒー豆は浅煎りよりも焙煎時間が長く、見た目は茶色や栗色をしているのが特徴です。
浅煎りよりも焙煎時間が長いと言えど、数十秒~1分程度長いほどです。

日本人にとって最もポピュラーな焙煎度合いと言われております。

味わいの特徴は、酸味・苦み・甘味のバランスが良いので日本では万人の方に親しみやすい焙煎度合いとされています。

 

中煎りのメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
バランスが良い味わい個性が引き出されにくい
全体的にマイルド(角が立たない)浅煎りに比べてフレーバーが立たない

 

深煎りの焙煎度合い

深煎りのコーヒー豆は中煎りよりも焙煎時間が長く、見た目は濃い茶色、焦げ茶色をしているのが特徴です。
中煎りよりも焙煎時間が長いと言えど、数十秒~1分程度長いほどです。

セカンドウェーブ系(スターバックスなど)のコーヒーは深煎りのコーヒー豆が主に使われております。

味わいの特徴は、苦みの効いたしっかりとした味わいがあり、酸味は少ないです。
コーヒーの酸味が苦手な方は飲みやすい味わいです。

 

深煎りのメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
酸味が少ない酸味による個性が引き立たない
しっかりとした味わい苦みや味が強い

 

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焙煎度合いによる淹れ方の違い

焙煎度合いが深くなるにつれてコーヒー豆の成分が引き出され豆の重量は軽くなります。

同じ一粒の大きさのコーヒー豆でも、浅煎りに比べて焙煎度合いの深い中煎りや深煎りは軽くなります。

仮に10gのコーヒー豆に150mlのお湯を注いでコーヒーを淹れるとすると、同じ10gのコーヒー豆でも浅煎り・中煎り・深煎りでは引き出されるコーヒーの濃度は、深煎りの方が濃くなります。

焙煎度合いによって分量を変えることで安定した味わいでコーヒーを淹れることができます。

焙煎度合いの違うコーヒー豆に対しての淹れ方は2通りあります。

水(お湯)の量を変える

1つ目は、コーヒー豆の量は変えずに水(お湯)の量を変える方法です。

浅煎りでは10gのコーヒー豆に対して150mlの水(お湯)を使って淹れていたとすると。
深煎りでは10gのコーヒー豆に対して180mlの水(お湯)を使って淹れるという方法です。

淹れる比率はお好みで良いですが、淹れるコーヒー豆の焙煎度合いに合わせて決めておくことで安定した味わいのコーヒーを淹れることができます。

そのあたりの詳しいお話は「ドリップの抽出比率 ブリューレシオのお話」をご覧ください。

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コーヒー豆を体積で量る

もう一つの方法は、コーヒー豆を体積で量る方法です。

先ほどの”お湯の量を変える”方法とは対照的にコーヒー豆の体積を基準にして重量を変える方法です。

同じ一粒の大きさのコーヒー豆でも、浅煎りに比べて焙煎度合いの深い中煎りや深煎りは軽くなります。
つまり、焙煎度合いによって重量は変化しますが体積は変わらない特徴を生かした方法です。

焙煎度合いの違いに関係なくコーヒースプーンの杯数を目安にすることで、安定した味わいになります。

例えば、コーヒースプーン1杯につき100mlの水(お湯)を使って淹れるという分量は、どの焙煎度合いのコーヒー豆でも一緒にする淹れ方です。

 


ということで、コーヒー豆の焙煎度合いによる特徴や違いの解説は以上になります。

コーヒー豆選びや淹れ方の参考になったら嬉しいです。

 

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それでは、今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください!!

以上、まさてぃーでした!!

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