スペシャルティコーヒーのブームが到来して、コーヒー好き界隈ではシングルオリジンコーヒーを飲む機会がとても多くなったのではないでしょうか?
※シングルオリジンコーヒー:単一産地・農園のコーヒー豆のこと。ブレンドコーヒーの対照。
「ブレンドコーヒーは邪道だ!コーヒーはシングルオリジンが上質なんだ!」とまではいきませんが、そんな流れというか風潮がある?ような気もします。
でも、それも一理あったりもするのです。
ブレンドコーヒーは、それぞれのコーヒー豆のネガティブ要素を補ってあげてバランス良く仕上げることが多かった印象です。
ここで重要なのが、”かつてはそれがブレンドコーヒーの主流だった”ということです。
今回は、今の時代はブレンドも楽しい時代が来ている!というお話です。
スペシャルティコーヒーの時代だからこそ
栽培技術や加工法の発達、品質管理などの研究が重ねられて、僕たちに届くコーヒー豆はより上質な個性をもち、品質の高いコーヒー豆となったからこそ、昨今のブームが到来したと言えます。
コーヒーのブームは、大量生産・大量消費のファーストウェーブから始まり、スターバックスなどシアトル系の深煎りコーヒーのセカンドウェーブ。
コーヒー本来の個性を重視したサードウェーブ。そして、家で上質なコーヒーを楽しむフォースウェーブも到来の兆しがあると言われています。
- ファーストウェーブ:大量生産・大量消費
- セカンドウェーブ:スターバックスなどシアトル系の深煎りコーヒー
- サードウェーブ:コーヒー本来の個性を重視
- フォースウェーブも到来?:家で上質なコーヒーを楽しむ
上質なコーヒー豆が増えた
コーヒーの個性を重視すればするほど、コーヒーの味わいはクリーンカップ(透明感のある、雑味のない味)になります。
巷にはそのような豆や強烈な個性を持つ豆など、さまざまなコーヒー豆が流通するようになりました。
それらの上質な個性を持ったコーヒーは、もちろんシングルコーヒー(ストレートコーヒー)といった単一農園・品種で飲まれることが多いです。
上質なシングルオリジンコーヒーが普及して、いつの間にか陰にいるブレンドコーヒー。
いつの間にやらブレンドコーヒーは「安価なコーヒー豆のネガティブな要素を補ったもの」といった印象が強くなってしまった気がします。
上質なコーヒー豆を使ったブレンド
上質なシングルオリジンコーヒーが手に入れられる今だからこそ、上質なシングルオリジンコーヒーを使ったブレンドが注目されています!
それは個性豊かなコーヒー同士をブレンドして、味わいの相乗効果を狙ったものです。
「香りがとても良いけど、ちょっとボディ感が欲しい!」や、「フルーティーで上質な酸味に、もう少し甘味を加えたい!」など、考えるだけでワクワクするブレンドが、今の時代だからこそできるブレンドコーヒーなのです。
自分だけのオリジナルブレンドをつくろう!
ブレンドのコーヒーを作るのは、とっても簡単です。
コーヒーのブレンド方法は2種類ありますが、簡単にできるブレンド方法は、焙煎された豆をブレンドするアフターミックスがおすすめです!
- プレミックス:生豆をブレンドしたものを焙煎する方法
- アフターミックス:焙煎豆にしてからブレンドする方法。
アフターミックスは好きなコーヒー豆を混ぜるだけなのでとても簡単です!
ブレンドする際のポイント
ブレンドをするポイントですが、
- まずはベースとなる豆を決めていきましょう。
フルーティーな酸味のあるコーヒーなのか?ビターテイストなコーヒーなのか?自分の好みでベースを決めていきます。 - 欲しい味わいを探しましょう。
酸味が欲しいのか?ボディ感が欲しいのか?ビター感が欲しいのか?欲しい味わいによって追加するコーヒー豆を選定していきましょう。 - 比率を決めていきましょう。
大まかな味のイメージが決まったら、バランスを決めていきましょう。
この3ステップを繰り返して検証を重ねてレシピを完成させてみましょう!
個性豊かで上質なコーヒー豆でつくるブレンドは、ポジティブな部分が化学反応を起こして、予想だにしていない美味しいブレンドコーヒーが生まれることもあります。
そうやってワクワクしながらレシピを作るのも、楽しいですよ!
ぜひ、自分だけのオリジナルブレンドを試してみてください!
以上、まさてぃーでした!!
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