人との出会いは、自分の可能性を広げてくれますね!
前回は、お金に追われるニート生活から、ありがたいことにスターバックスへ就職することになりました。
これもなにかのご縁。
スターバックスとの出会いは、大切な仲間との出会いでした。
今回は、コーヒーの素晴らしさを知り、バリスタとしての道を歩みだしたお話。
前回のお話はこちら
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見事、スターバックスのアルバイト採用面接に受かりバリスタとしてのスタートを切った僕ですが、何もかもがうまくいかない日々の連続でした。
入社直後の研修期間(トレニー時代)からレシピを覚えはじめ、コーヒーの勉強を始めたわけですが、頭に詰め込むことがたくさんあって兎にも角にも必死な毎日でした。
バリスタとしてバーカウンターに立てるのは、バリスタの試験をクリアしなければいけなかったんです。
「アルバイトでこんなに仕事を覚えるのか。。。」と、衝撃が走ったのを覚えています。
今思えば、あの時の経験があったからこそ、今の社会人としての判断力・行動力が身についたんだな。と実感する毎日です。
バリスタ認定試験
最初の試験は。。。
入社して2週間が経ち、バリスタ認定試験がやってきました。
バーカウンターに立って、レシピの中から店長が指定したメニューをいくつか作ったのですが、、、
バーカウンターに立った途端、頭の中が真っ白になりました。(笑)
散らばった記憶を手繰り寄せてなんとか作り上げたのですが、レシピと分量が違い、あえなく不合格。。。
スーパーマーケットの魚屋時代、バリバリ働いていた自分が情けなく思えた瞬間でした。
「じゃあ、今度再試験やるから、その時までにはしっかり覚えてらっしゃい!」と言われ、その日はずっと皿洗いをして終わりました。
なんて日だ!なんて、背中を丸めて家に帰りました。
やっとこ、合格
再試験の日に向けて、猛勉強の日々。
布団で寝るときには、目を瞑りながら想像の中でドリンクを作っていました。
店にいるときは、先輩バリスタの動きを観察する日々。
僕の入った店舗は、エリアではいつもドリンク売り上げ上位を占める人気店だっただけあり、休日になればバーカウンターは戦場と化します。
そんな中でもいつも冷静に、そして笑顔で状況を取りまとめ、お客様へドリンクを提供する姿は本当にかっこよかったんです。
「あのくらいカッコよくドリンクを提供してみたいなぁ。」と、ぼんやりと考えていました。
そして、ついにやってきた再試験当日。
結果は見事に合格!!
良かったぜ!自分!
仲間を信じて
ついにバリスタとしてバーカウンターに立つことができたわけですが、ぜんぜんスムーズにドリンクの提供ができませんでした。
レシピを思い出して、つくって、笑顔でお客様へお渡しする。
忙しい日は、一時間に200杯以上のドリンクを提供します。
1分間に3杯~4杯のペースです。
このペースの数量になると、バーカウンターでは2~3人のバリスタが共同でドリンク作成を行うようになります。
バーでは先輩バリスタが主なドリンクの作成をし、僕のような新人バリスタは仕上げと提供が主な役割となります。
僕は忙しくなればなるほど、余裕がなくなり、声も小さくなり、ミスも連発。。。
落ち込んでいると、先輩が僕に言ってくれました。
「まさてぃーは、目の前のお客様にしっかり向き合えばいいの。何をするのかは私がフォローするから大丈夫!」
「一人じゃできないのは私も同じ。だから仲間を信じて、チームワークで、みんなでお客様を迎えるの!」
感動。。。
僕は一人でアップアップになって、周りが全然見えていなかったんです。
それは、まだまだ一緒に働く仲間を信じきれていない気持ちが少しあったんですね。
早く成長したい気持ちが強かったわけですが、その気持ちが強ければ強いほど、なんでも自分で解決しようとして周りが見えなくなってしまう。
先輩の言う通り、仲間を信じ、みんなで力を合わせて一人ではできないことをやり抜き、お客様に喜びを感じてもらうこと。
仲間がいれば、一人ではたどり着けないところまで行ける。
それが、スターバックスで教わった大切なことの一つでした。
その後、その大切なことを教わった僕はコーヒーが大好きになり、みんなで力を合わせてコーヒー豆をたくさんの方へお届けすることになりました。
そのお話は、また次回のお話で!
以上、まさてぃーでした!
自家焙煎珈琲販売しています!
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