メンズファッションについて、今回は今や日本中を席巻している数々のカフェチェーンを例にして分かりやすく解説していこうと思います。
私自身もカフェへよく足を運ぶのですが、休日の楽しみの一つとしてや毎日通っているという方も多いのではないでしょうか?もともと日本にあった喫茶店とはまた違う独特なオシャレ雰囲気を味わいに多くの人が訪れ、いつも店の前は行列でごった返したりしていませんか?
そんな人気カフェで働くカフェ店員さんの印象ってなんだかオシャレでカッコ良かったり、大人っぽく落ち着いた雰囲気に見えます。
どうしてカフェ店員さんはオシャレに見えるのでしょうか?
俗に言う美人だったりイケメンだから?
いいえ、そこにはとても簡単な「法則」があるのです。
もしも全員が美人でイケメンならみんなモデルやタレントをやっているはずです。
カフェ店員をやっているみなさんの多くはモデルでもタレントでもない街にいる普通の素人さんです。
逆に言えば、街にいる普通の素人さんは簡単な「法則」でオシャレになれます。
今回はそんな「オシャレでカッコ良い」カフェ店員さんがなぜ「オシャレでカッコ良い」のか理由をシンプルにご紹介します
カフェ店員の服装はオシャレの基本
なぜカフェ店員さんがオシャレに見える理由が「服装」になるのか眉唾ものかもしれませんが、そこには大きな理由があります。
人の印象は「視覚情報(見た目など)」が55%で構成されていて、これは「メラビアンの法則」として知られています。人の印象の半分以上が見た目ということは、相手にオシャレな印象を与えるにはオシャレな見た目をすることが第一なのです!
また、オシャレな服装をすることで自分自身がオシャレな気持ちになり、その気持ちは目線や姿勢といった見た目にも大きな影響を及ぼします。制服や良いスーツを着ることで気持ちに余裕が生まれたり姿勢が良くなることは、皆さんにも経験があるのではないでしょうか?
街で多く見かけるカフェ店員さんの多くは写真のような服装です。
出典 : daigaku-fashion.com
エプロンはしていませんが、カフェ店員さんの多くはエプロンの下にこのような服装(白無地シャツ×黒パンツ)をしています。某カフェチェーンでは、ドレスコード(服装の規定)としてこのような服装をするように決められていたりもします。
店員さんの見た目は企業戦略としても大きな影響を与えるため、この服装はかなり考え込まれています。
なんだかオシャレな服装に見えますが、その秘密を解説していきます。
実はとても単純!意外と知られていないオシャレの「法則」
オシャレなのは生まれつき備わったセンスが必要!?
そんなことはありません!実は簡単な「法則」さえ分かればこっちのものです。
カフェ店員さんの服装はとても簡単なオシャレの「法則」に則ってコーディネートされています。
それは、「フォーマル」と「カジュアル」のバランスが程よくとれていること。
それだけ言われてもよく分からないと思うので、すこし嚙み砕きます。
「フォーマル」な服装は、「スーツ」や「礼服」を想像してみてください。
スーツのように「モノトーン(白と黒)」や「細身のシルエット」「革靴」「光沢のある素材」など。。。「フォーマル」な服装は大人っぽさを演出してくれます。
一方で「カジュアル」な服装は、「デニム」や「プリントTシャツ」「明るい色の素材」など、若々しさを演出してくれます。
童顔の多い日本人には、フォーマルな要素を多く取り入れることで大人っぽいオシャレな服装が出来上がります。
つまり、フォーマルな服装をすれば大人っぽい印象になり、そこにカジュアルさを加えることで堅苦しくないオシャレな服装が出来上がります。
バランスで言うならば、フォーマル7割・カジュアル3割でコーデをすれば、ほぼ間違いなしです!
では、写真の服装を「フォーマル」の代表であるスーツと比べて詳しく見てみましょう!
モノトーンは素材を変えてカジュアルさを演出!
例えばモノトーン(白と黒)のスーツはフォーマルど真ん中ですが、その理由は「素材」と「シルエット」です。
スーツ生地として代表的なウール素材は、細い糸を使っており「ツヤ・光沢感」がありフォーマル(大人っぽい)な印象を与えます。一方でデニム生地などはカジュアル(幼い)な印象を与えてくれます。
「シルエット」とは身体に対して服の大きさ(太さ)・密着度です。
身体に対して服の密着度が高ければ大人っぽい印象になり、大きければ幼い印象になります。
先ほどの写真の服装では、下半身は細いシルエットで大人っぽい印象ですが、パンツスーツではなく同じ黒色でもカジュアルな素材の黒スキニーパンツを履きフォーマルさにカジュアル要素を加えています。
上半身は無地の白Yシャツでフォーマルさを出していますが、スーツとともによく着用されるブロードシャツ(光沢がある)ではなく光沢のないオックスフォードシャツでカジュアル要素を加えているので、全体的にフォーマル要素をベースにしたコーデでも固くなりすぎずオシャレな印象を感じることができます。
○○で脚長効果を演出!
よく「オシャレは足元から」なんて言いますが、足元を含め下半身の印象はコーディネートのベースとなります。オシャレをしたくて新しい服を買うときにトップスだけ買ってもベースとなるボトムスの印象で雰囲気はガラッと変わってしまいます。
先ほどのお兄さんは黒スキニーパンツをベースにコーディネートしていましたが、仮にボトムスがダボダボなジャージなら部活帰りのコンビニです。
ジャージやスウェットを履くのなら鮮やかでない色の細めのサイズのものを選んだり、素材もやや光沢があるものも部活帰り感を払拭してくれます。
スキニーではなくテーパードパンツを選ぶのも大人っぽい印象になります。
もう一つ忘れてはいけないのが「靴下」と「靴」です。
できるだけボトムスの色と合わせることで脚長効果が得られ、私のような短足体型の日本人はスタイルが良く見えます。
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「ダサい」「また同じ服着てる」がなくなりますし、着る服を考えなくても大丈夫。
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最後の仕上げにエプロンを
これだけオシャレの法則を多用して最後にエプロンをつけるわけですが、エプロンにも一工夫されており、エプロンの色は明るいと幼い印象が強くなるので暗めの色を選択しているカフェチェーンが多いです。
また、腰の位置が分かりにくくなるため足の長さもごまかせますし、モノトーンをベースにしたオシャレの上にエプロンを着ているのでエプロンの印象も強く与えられることでしょう。ここまで来たら、もう給食着を着ることはできません。
- 「フォーマル」(大人っぽさ)と「カジュアル」(若々しさ)のバランスで決まる。
- フォーマル7割・カジュアル3割でコーデをすれば、ほぼ間違いなし。
- シルエットと生地のツヤ感・色(フォーマル=モノトーンに近い、カジュアル=明るい色)のバランス。
- 下半身はコーディネートのベース。
「フォーマル」と「カジュアル」のバランスと「シルエット」「色」「素材」をうまく取り入れることでオシャレはつくれます。お金がなくても、わざわざ高い洋服を買わなくても、この「法則」を知ることで普段の洋服選びがより楽しいものになるでしょう。
カフェ店員さん、いつもありがとうございます。
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