出会いは人生を広げる宝物!コーヒーを好きになった素敵な出会い Vol.5

人との出会いは、自分の可能性を広げてくれますね!
前回は、スターバックスのバリスタとして働き始めることとなった僕ですが、最初からうまくいくほど人生は簡単なものではないですよね。

失敗の連続でしたが、一緒に働く仲間に支えられて一歩ずつ前へ進むことができました。

今回は、ついにコーヒーの魅力をたくさんの方へ伝えるべく歩み始めたお話。

前回のお話はこちら

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仕事と作業

繁盛店のバリスタとして忙しい日々を過ごし、知らず知らずのうちに熟練度も増してきました。
所属店舗の他にも、観光地の繁盛店へのヘルプとして一緒に働きに行くこともあり、気付けば後輩ができて今度は僕自身がバリスタの仕事を教えるような立場になりました。

2年が経ったころには、時間帯店長として所属店舗のシフト管理や発注を運用する立場になりました。
スターバックスのバリスタとして、一人前になった瞬間でした。

そんなある日のこと、僕は当時の店長に呼び出されました。

 

コーヒーの素晴らしさを多くの人へ

急に店長の呼び出しを食らい、動揺しないわけがありませんでした(笑)

やばい、なんかやらかしたかな。。。?

そんな不安でいっぱいだったのですが、店長は笑顔で僕にこう言いました。

「まさてぃー。コーヒー豆の販促部隊の隊長やってよ!まさてぃーのコーヒーへ対する愛情は絶対にみんなに伝わると思う。」

 

えっ?と突然の任命に驚いたのですが、僕にとっては願ってもいない嬉しい提案でした。

「もちろんです!!やらせてください!!」

 

僕は今まで、バリスタとして美味しいドリンクを提供し、流動的に変わり続ける状況に対応し、お客様へ常に今できる最高のサービスを考えて仕事をしていました。

でも、今思えばそれはバリスタとしての”作業”だったんです。

店長は僕にコーヒーの素晴らしさを多くの方へ届けるために、新しいことを生み出す”仕事”をくれました。

 

コーヒー豆販売数量の落ち込み

僕の所属する店舗は繁盛店でしたが、当時その売り上げの大半はドリンクとペストリー(お菓子や食事モノ)でした。

コーヒー豆の販売数量はエリアの中でも鳴かず飛ばず。
来店客数が多いにも関わらず、コーヒー豆が売れないのはコーヒー屋としてのプライドが許さなかったんです。

「どうしたら、いいんだろう・・・」そんな風に思って夜も眠れなかったのですが、新米バリスタだった頃の僕に当時の先輩がかけてくれた言葉を思い出しました。

「一人じゃできないのは私も同じ。だから仲間を信じて、チームワークで、みんなでお客様を迎えるの!」

 

そう。僕一人でできることなんて、たかが知れている。
みんながコーヒーの情熱をお客様へ伝えられれば、必ずその情熱は伝染する!!

 

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コーヒー販促部隊の結束

今思えば、当時の僕はコーヒーに対する知識や興味はそこまであるほうではありませんでした。

ただ、コーヒー豆を売りたい!という想いが先行していたのを覚えています。
でも、店舗スタッフのみんなでコーヒーの素晴らしさをお客様へ伝えるには、どうすればいいのだろう?

情熱は伝染する!!

コーヒーの情熱をお客様に伝染させるには、まずは店舗にいるスタッフのみんながもっともっとコーヒーの情熱を持つこと。
スタッフのみんなにコーヒーの情熱を伝染させるには。。。

僕自身がもっともっとコーヒーの情熱を持つこと。

それが結論でした。

みんなを変えるのは難しい。いやむしろ出来ないものだと思ったほうがいい。

 

変えられるのは、いつだって自分自身だけなんです。

 

ひとりでコーヒーパーティー

まずは、僕がもっとコーヒーの魅力を知らなければいけない。
そう思い、店舗での休憩中やシフト終わりには毎日好きなコーヒーを飲んで、味わいや特徴、おすすめのフードペアリングなどを研究するようになりました。

毎日やっていると、日課になり、半月も経てば店舗では”コーヒー好きのまさてぃー”という地位を築くようになりました。(笑)

人は努力の先に必ず楽しみを見出す生き物です。
努力したものには愛着が沸きます。そして、気付かぬうちに努力ではなく、単純に楽しいものと感じるようになります。

この感覚は、何かを続けた者にしか味わえない感覚なのかもしれません。

 

いつしか集まる同志たち

「まさてぃーは、いつもコーヒーの勉強してるけど、すごい楽しそうだね!」

「なんか楽しそう!」

いつしかそんな風に言われるようになりました。

「いやいや、楽しいんだよ!だってこのコーヒーってこういう特徴があってさぁ。」そうやって話をする仲間が一人二人と増え始めました。

もともと好きだったけど踏み出せない人だっているのが人間だったりします。

楽しそうなことをしている人がいたら、僕だって仲間に加わって一緒に楽しみたいものです。

 

最初は一人でやっていたコーヒーパーティーも、二人三人と増え始め、日に日に人数が増えてきました。
店舗に置いてあるコーヒーの教科書も取り合いになるほど、みんながコーヒーの楽しさを再認識するようになったのです。

 

「まさてぃー。コーヒーって楽しいね!この楽しさ、お客様にも知ってほしいね!」

その言葉を聞いたとき、本気で泣きそうになりました。(笑)

 

「楽しいよね!絶対にお客様に伝わるよ!みんなで、コーヒー豆の売り上げをエリアトップにしようよ!」

ムーブメント誕生の瞬間でした。

 

そこから先のお話はまた次回!

 

以上、まさてぃーでした!

自家焙煎珈琲販売しています!

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