「KALDI Fortis」を使った焙煎方法【本焙煎編】

まさてぃー
こんにちは!
PORT OF COFFEE代表のまさてぃーです!

今回はコーヒー焙煎機「KALDI Fortis(カルディ フォーティス)」を使ったコーヒー豆の焙煎方法、焙煎後半の「本焙煎」について解説していきたいと思います。

KALDI Fortisの焙煎方法に特化した記事となりますので、他の焙煎機をご使用されている方は参考程度にご覧いただければ嬉しいです。

 

コーヒー焙煎機「KALDI Fortis(カルディ フォーティス)」についての記事一覧は「»KALDI Fortis」をご参照ください。

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本記事の内容

  • KALDI Fortis(カルディ フォーティス)でのコーヒー焙煎
  • 焙煎の仕上げを行う際のポイント

 

まさてぃー
今回はKALDI Fortisを使った焙煎作業の後半についてお話していきます!

このブログは自家焙煎珈琲店 PORT OF COFFEE代表のコーヒー好きな管理人が、一緒にコーヒーを楽しめる仲間を作るために華やかなコーヒーの世界から沼までを綴っていくコーヒーブログです。

 

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本焙煎について

ここでは焙煎後半の作業のことを『本焙煎』と呼ばせていただきます。

本焙煎は焙煎のゴールとなる作業で、コーヒー豆の味付けの仕上げとなる作業です。

 

まさてぃー
前回の予備焙煎から後の手順について、早速何をしたらいいのでしょうか?
詳しく解説していきます!

『予備焙煎』についての記事は前回の『»「KALDI Fortis」を使った焙煎方法【蒸らし・予備焙煎編】』をご覧ください。

 

排気を増やす

予備焙煎が終わる目安としては、豆の色がこのように黄色く(イエローやゴールドと呼ばれる状態)なり、パンを焼いたような甘い香りがしてきます。

このタイミングで排気を少しずつ増やしていきます。

「ニュートラル」よりも少し閉じたような状態が基準で、チャフコレクターのツマミ1.7くらいを目安に調節してみてください。

確認の仕方は、ビーンホッパーを開けて熱風がやや吹き上がっているような状態がベストです。

  • 予備焙煎が終わったら排気を増やす
  • ビーンホッパーを開けて熱風がやや吹き上がるくらい
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排気を増やす目的

排気を増やす目的は、味が抜けてしまうのを防ぐのが目的です。

味が抜けてしまう要因としては、大きく以下の2つが考えられます。

  1. 焙煎時間が長すぎると味や風味が抜けてしまう
  2. 内圧が高すぎると焙煎時間が短くても火が入りすぎて味や風味が抜けてしまう

 

まさてぃー
豆に火が入りすぎると味や風味が抜けてしまうので、バランスをとるんですね。

 

焙煎度を決める

焙煎のゴールは浅煎り?中煎り?深煎り?

排気を少し増やしたらゴールは目の前です。

そのまま火を入れ続けておけば豆は爆ぜて焼き上がりますが、焼き上がりまでまだ工夫が必要です。

 

焼き上がり前は火力を落とす

目的の焙煎度合いに合わせて、少し手前で火力を落としていきます。

火力を落とすことで、焼きすぎや焼きムラを防ぐことができます。

浅煎りなら1ハゼ手前、中煎りなら1ハゼ付近、深煎りなら2ハゼ手前というように火力を調整していきましょう。

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爆ぜたら排気を増やす

豆は1ハゼ、2ハゼと爆ぜ、ハゼの際には非常に多くの煙が出ます。

その煙が窯の外に排出されずに豆に当たって風味に影響を与えてしまうことを『煙かぶり』と呼ばれています。

煙かぶりを防ぐためには”排気を増やす”ことがベストです。

 

排気と吸気が同じレベルになる「ニュートラル」の状態を基準にすると良く、目安としてはビーンホッパーを開けて熱風が吹き上がらず、尚且つ吸われていない状態を目指しましょう。

まさてぃー
KALDIのチャフコレクターは排気能力が高いので非常に調整がしやすいですが、出しすぎは窯の温度が下がってしまうので注意が必要です。

 

  • 目的の焙煎度合い手前で火力を落とす
  • 1ハゼ、2ハゼの際は排気を増やして煙かぶりを防ぐ

 

焙煎終了

好みの焙煎度合いにまで到達したら火力を止めて少し『追い焼き』をします。

すぐに排出しても良いですが、追い焼きをすると焼きムラが少なくなり味が安定します。

目安としては30秒~1分くらいですが、焼きすぎないように注意をしましょう。

香りを嗅いで決めよう

コーヒー焙煎は豆の色だけで判断するのは禁物です。

常にテストスプーンで豆の香りを嗅ぎながら、嫌な渋みや酸味が残っていないか確認しながら焙煎を行いましょう。

最初は違いがよく分からないものかもしれませんが、数をこなしていくうちにコーヒーの味や風味が香りから予測できるようになります。

まさてぃー
焙煎は常に修行ですね!!
僕も頑張ります!!

 

焙煎時間は?

様々なお店や人により火の入れ方や焙煎時間は異なります。

好みに合わせて見つけ出すのも楽しみの一つと言えますが、大体の目安としては15~20分で仕上げるところが多いです。

浅煎りでは12分!!というお店もありますが、豆によっては渋みや強すぎる酸味が出てしまうので、豆のポテンシャルを熟知した後に挑戦してみるのがいいと思います。

 

まとめ

  • 予備焙煎が終わったら排気を少し増やす
  • 目標の焙煎度の手前で火力を落とす
  • ハゼの際は排気をさらに増やして煙かぶりを防ぐ
  • 豆の色と香りで判断する
  • 焙煎時間は15~20分が一般的

 

まさてぃー
ということで、今回はKALDI Fortisを使った「本焙煎」について解説させていただきました。

 

以上でKALDI Fortisの焙煎方法は終わりになります。

 

ご自宅でのコーヒー焙煎をぜひ楽しんでみてください!!

焙煎が出来れば、コーヒー豆店の開業も夢ではないですよ!!

以上、まさてぃーでした!!

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