コーヒーの淹れ方は人それぞれ!美味しいコーヒーを淹れるためのノウハウとは?「挽き具合と湯温編」

まさてぃー
ハンドドリップでコーヒーを淹れるときに、コーヒー豆の挽き具合やお湯の温度を気にしていますか?

コーヒーを粉で購入する方でも、知っておくと便利な基礎知識を今回はお話したいと思います。

コーヒーの淹れ方にはさまざまな意見が飛び交っているのですが、コーヒーは嗜好品。
答えは人の数ほどあるんですよね。だからこそ、難しい。。。のかもしれませんが、基本となる考え方がわかれば自由度はとても広がります。

コーヒーは自由な世界です。

でも、失敗したくないし、そもそもよく分かんない。
あぁ眠い、カフェイン補給しよう、コーヒー飲もう、コーヒーは奥深くてよく分からない。

インスタントでいいかなぁ~。。。

 

待った~~~!!!

 

コーヒーは知れば知るほど楽しい世界。
せっかくのコーヒータイムは、スペシャルなコーヒーでもインスタントでもしっかり楽しみましょうね。

妥協をしたら、せっかくの休息時間も妥協したことになっちゃいますよ!

それでは、今回は「コーヒー豆の挽き具合と湯温について」行ってみましょう!!

 

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すべては抽出効率!!

コーヒー好きの方はコーヒーを豆の状態で購入して淹れる直前にコーヒーミルを使って挽くという方も多いと思います。

コーヒーミルは挽き具合を調節できるものがほとんどですが、一般的にペーパーフィルターを使用したハンドドリップに使用するコーヒー豆は「中細挽き~中挽き」とされています。

コーヒーを粉で販売されている商品の多くは「中挽き」です。
これは、ペーパーフィルターを使用したハンドドリップに合わせて挽いてあるものなので、そのままハンドドリップに使用できます。

そもそも中挽きって?

コーヒーを挽いて粉にした状態の大きさを”挽き具合”と言います。また、その一粒一粒の大きさを”粒度”とも呼びます。
ペーパーフィルターを使用したハンドドリップに適したコーヒー粉の大きさは「1mm程度」と言われています。

中挽きはコーヒー豆をだいたい1mm程度の大きさの粉に挽いたものを言います。

それよりも細かければ細挽き、大きければ粗挽きになります。
細かいことばかりか言ってしまうと、頭がボーっとしてくるので「へー、そうなんだぁー」って感じに思ってもらえればOKです!

ペーパーフィルターを使用したハンドドリップにはこの「中挽き」の大きさの粉を使用するのが安定して美味しさを引き出せる基準となります。

挽き具合による味の変化

挽き具合による味の変化をよく聞かれるのですが、要は①抽出時間②表現したい味によって挽き具合が決まってくると言ったほうが良いかもしれないです。

コーヒーを抽出する際、コーヒー豆はお湯と触れただけコーヒーの成分が出ます。
コーヒーの成分がお湯に溶け出す効率のことを俗に”抽出効率”と言ったりします。

「じゃあ、コーヒーの粉を細かくすれば抽出効率も上がるし美味しいコーヒーの成分がたくさん出るじゃないの!?」

まさてぃー
それが一筋縄ではいかないのがコーヒーの楽しいところ。

もともとコーヒーには味わいの「良い要素と悪い要素」が混在しているんです。
ものすごい優秀なカップオブエクセレンス1位のようなコーヒーの中には良い要素しか入っていないようなコーヒーもありますが、僕たちが普段飲む分には、そんな世界トップクラスのコーヒー豆を毎日飲もうなんてお財布にも優しくないじゃないですか。(笑)

だから、コーヒーを抽出する際には「良い要素」だけをなるべく引き出してやりたいんです。

そのために、抽出効率に折り合いをつけてあげるんです。

中挽きだと味のニュアンスが出にくい場合、若干細く挽いた中細挽きにしたりします。
先人たちの知恵が詰まったコーヒーの挽き具合が、ペーパーフィルターを使用したハンドドリップには「中細挽き~中挽き」だった訳なんです。

まさてぃー
基本が分かれば、あとは表現したい味わいによって自分なりに変えればいいんです!

抽出する時間をゆっくりかけて、じっくりと味わいを引き出したいのなら挽き具合を粗めにしたり、逆に早い時間でポジティブな要素を引き出したいのなら挽き具合を細かくすれば良いという訳です。

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湯温について

コーヒーを抽出する際のお湯の温度についてですが、こちらも様々な意見があるところ。

まさてぃー
先ほどの抽出効率のお話と絡めるととても分かりやすいですよ!

湯温と抽出効率の関係は、湯温が高ければ高いほど抽出効率が上がります。

「じゃあ、湯温が高いほうが早く淹れられるの!?」

まさてぃー
それは、半分合っていて半分合っていないです。

たしかに、抽出効率を上げればコーヒーの要素は早く溶け出します。
しかし、湯温にはもう一つの顔があります。

それは、「湯温によって引き出されるコーヒーの要素が変わる」です。

 

ざっくり説明すると、湯温が高いほうが甘味や苦みが増し、低いほうが酸味が増します。

「へぇーそうなんだぁー」くらいに思ってもらえればOKです!

先人たちは様々な経験から、「コーヒーに適した湯温は90℃を基準にしようよ。」という答えが出されました。
もちろん人によりさまざまですが、まず90℃で淹れてみて苦みが強いと感じたら湯温を下げてみましょう。

逆に低すぎても味の薄いコーヒーになってしまうので、気をつけましょうね。

まさてぃー
だいたい下の温度は80℃から上の温度は94℃くらいの間で美味しい湯温を探してみましょう!

このように、コーヒー豆の挽き具合と湯温の関係を知っておくだけで、さまざまな味のニュアンスを出せるようになります。
あとは仮説と検証を積み重ねて、オリジナルのレシピを作り上げるのもコーヒーを楽しむ方法の一つです。

ということで、今回はコーヒー豆の挽き具合と湯温についてでした!

 

みなさんのコーヒーライフがより豊かになりますように!

 

以上、まさてぃーでした!!

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